【レポート】「恋愛ってなんなんでしょう?―ノルウェイの森を読んで―」(岩瀬)
岩瀬です
今回はそもそも題材が難しいものでしたが、大人数にもかかわらずそれぞれの個性が垣間見えたのが印象的でした。とくに初参加の皆さんはそれぞれ存在感があって、会にとってもいい刺激になったのではないでしょうか。
さて、主なテーマは恋愛観とかだったように思いますが、あえて言えば僕はバリバリの草食系男子です。草食系であることを思いっきり肯定して、このまま恋愛とかどうでもいいかなーと思っていたあたり、いわゆる草食系男子の中でもその典型だったと言えるでしょう。
正直、今回のテーマもわりと興味がない部類のものでしたが、振り返ってみれば思いのほか収穫の多い会だったように思います。
話し合いの内容そのものについて、個人的にとくによかったのは以下の2点。
1. なぜ岩瀬がモテないのかみんなでだめ出しをしてくれたこと。
2. 恋愛してみるのも案外いいかもと思えたこと。
1に関しては「服がダボダボ!」とか、「ポップさが変な方向を向いている」とか、「共感するふりをしつつ変なアドバイスをかぶせてくる」とか色々ご指摘頂けましたが、面と向かって批判してくれる人がいる、批判される機会があるっていうのはありがたいなと改めて思いました。できることならこういう機会をもっと増やしていきたい。
ものごとを自分の物差しでしか測れていなかったことやメガネの反射がひどいとかは完全に盲点だったと思います。
2に関してはまなべが「コミュニケーションをするというのはお互いに傷つけあうことでもあって、恋愛はその最も顕著な形のひとつ」みたいなことを言っていたのがそもそものきっかけです。
確かに恋愛観について語っているメンバーを見ていると、そういう深いコミュニケーションを交わしたことが根底にあるせいなのか、何か人間としての深みのようなものを感じました。そして、それは僕にはないもので、なんだかとてもうらやましく思いました。
人と深く傷つけあうことはきっと成長にもつながるのだと思います。
今まで恋愛というものを完全に人ごとだと思っていた僕にとってこの発見は衝撃的だったと言えます(ずいぶん今更の発見ですが)。
まとめ。
本来じぇんだー論とかがテーマだった気がしますが、他のメンバーの影響かコミュニケーションの大切さというものを感じた会でした。
僕ももっと深い関係をいろんな人と構築していきたい。その一環として恋愛にも目を向けていければいいなと思います。
これを機にもうちょっと積極的に生きる!
(岩瀬)